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2020.10.19

換気で一酸化炭素中毒を防ごう!

 ◎一酸化炭素ってなに? ・ 炭素を含む物質が、酸素が不足した環境で 燃焼(不完全燃焼)した時に発生する気体です。

◎いつ何から出てくるの? ・ 火災のときには、炎が上がる前、火がくすぶっている状態でも一酸化炭素が発生しています。 ・ さらに、火災の最盛期で炎が上がっているときにも一酸化炭素は発生しますので、火災で発生する煙の中には一酸化炭素が多く含まれます。 ・ また、ガスコンロ、石油暖房機などの身近な燃焼機器からも、換気が不十分などの理由で不完全燃焼して、一酸化炭素が発生することがあります。

◎恐ろしい気体!!! ・ 無色透明で、目にも見えず、臭いもないため、発生しても気付きにくい気体です。 ・ 一酸化炭素を含んだ空気を吸うと、血液中の酸素濃度が低下し、脳細胞に酸素が供給できなくなって、酸欠状態になり、意識障害を引き起こし、最悪の場合は、死に至ることもあります。

◎特に恐ろしいのは!! ・ 就寝中や酒に酔った状態で一酸化炭素を吸入すると、場合によっては、気付いたときには逃げた くても身体が動かなかったり、意識を失って助けを呼ぶこともできなかったりするほど、重篤な一酸 化炭素中毒の症状に陥ってしまうことがあります。

※ 情報元:消費者庁