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2020.11.16

火災事故

「高層建物のベランダから出火した火災」

この火災は、共同住宅の 27 階ベランダ部分から出火したものです。

出火原因は、火元居住者(20 歳代女性)がベランダでたばこを吸った際、大量の吸殻が溜 まった灰皿でたばこをもみ消したため、灰皿内の吸殻が無炎燃焼を継続し、時間の経過と共 に吸殻が灰皿からこぼれ、ソファに着火し出火したものです。

出火時分:9月 午前8時ごろ

出火住戸には1世帯3 名が居住しており、火災が発生した時に出火住戸にいたのは女性(90 歳代)1人でした。

 火元建物 30 階の居住者が、窓越しに黒い煙が上がっているのを発見したため、

ベランダに 出ると、下の階から煙が出ていたため、自宅の電話から 119 番通報しました。

複数の火元建物居住者が電話で防災センターに火災を知らせたため、防災センター勤務員 が 27 階へ上がりました。出火住戸に入ると炎が天井まで達しており、初期消火不可能と判断 し火元居住者を避難誘導しました。火元居住者は避難の際に煙を吸って負傷しています。 教訓等 灰皿に吸殻が溜まった状態にしておくと、消しきれなかったたばこの火種が吸殻に着火し 無炎燃焼を継続した後に出火する危険性があります。灰皿はこまめに清掃し、吸殻は水をか けるなどして完全に消えたことを確認するようにしましょう。 喫煙できる場所が少なくなっている昨今、蛍族と呼ばれるベランダでたばこを吸う人が増 えており、たばこが原因でベランダから出火する火災も増加しています。高層階のベランダ は風通しがよく、空気の流れが激しいため、火災が発生すると短時間で延焼拡大してしまい ます。灰皿の周辺には可燃物を置かないようにしましょう。