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2020.12.17

爆発からの火災事故

この火災は石油ファンヒータ付近に置いたエアゾール缶が破裂して出火した火災

出火原因は、火元者の長女(20 歳代女性)が居室内で石油ファンヒータを使用していたところ、エアゾール式殺虫剤が温風吹出口に接触したため、時間の経過とともに過熱され、ボ ンベの内圧が高まり破裂し、漏れたガスに引火して出火したものです。

火元者の長女が、居室でテレビを観ていると、「ボン」という音がしたので周囲を見ると、石油ファンヒータの周りに炎が出ているのを発見し、慌てて部屋にあった衣類で叩いて消火を試みましたが完全に消せませんでした。その時、火元者と火元者の妻が来たので一緒に消火を試みましたが消せず、火元者の妻は1階へ消火器を取りに行き、火元者に渡して火元者 が消火しました。 同建物の4階居住者が居室でくつろいでいると「ボン」という大きな音が聞こえたので、 外を覗くと煙が見えたので自分の携帯電話で 119 番通報しました。 教訓等 殺虫剤、整髪料などのエアゾール缶は噴射剤としてLPGを使用しています。エアゾール 缶が石油ファンヒータなどで過熱されると内圧が高まり破裂する恐れがあり、破裂すると噴 射剤のLPGが大気中に放出され、石油ファンヒータの炎がLPGに引火します。エアゾー ル関連火災は、破裂による爆発を伴うことが多く、ほとんどの火災で負傷者が発生していま す。エアゾール缶の置き場所を普段から決めておくなどの対策が必要です。